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2017-12-17

SNS考

堰を切ったようにインスタグラム
を始めたり、ラインスタンプを制作したり、
一体どうしたんだ山崎紀和??という感じだ。

時を同じくして、就寝前の読書用に夏目漱石の
小説なるものを購入し、読んでいたのだが、
内容もさることながらそれとは別に印象に残った
のは、物語の時代設定は明治の末期ということも
あり、登場人物らの通信手段は「手紙」であった。
ちなみに急を要する案件は「電報」。
僅か一世紀余りでコミュニケーションの在り方が
これほどまでに変化したのだなあ、といろいろと
考えさせられてしまった。
紙とペンで手紙をしたため投函し、返事がくるのか
来ないのか、読んでもらえただろうか、いろいろ
想いながら待つ、そんな時代。
一方現代は、ラインを送れば既読がすぐに確認できる。
どちらがどう、という比較を論ずるには
さらなる考察を必要とするがいずれにしても
SNSが発達したからと言って、文具売り場から
便箋やハガキが無くなるわけではなく、やはり基本は
紙とペンなのだなあと思う。

インスタ映え、という言葉が流行語大賞になったよう
だけれどもそれにまつわるこころない行いのニュース
を見るにつけ、ツイッターでもフェイスブックでもそう
だろうが、SNSに使われてしまっている人々がそういう
ニュース沙汰を起こすのだと思う。
使われたらしまいだよ、システムに踊らされる勿れ。
こういうのは使いこなさなきゃいかん。
使いこなすにはそれそのものを知らなければならない。
戦いではないが、敵を知り己を知れば百戦危うからずと
言うではないか。自分の適性もよく考えて・・・・
ということで、インスタグラムは自分に合っていると判断した。
仕組みもシンプルだし、いまのところ楽しみながらできている。

ではこのブログの存在意義は?と一瞬考えたが
これはこれで続けてゆこうと思う。お知らせ、という
役割でも活用するがそれ以上に、一人の作家が日々どのような
ことを感じ考えているかを知る上での参考資料になりえるのでは
なかろうか。

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