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2017-04-06

臨時集会場

軒下で制作をはじめるととたんに
来訪者が急増するのは何故だろう・・・

夕方、おばあたちが2名やってきて、
いつも休んでいるベンチのあるところ
は今日は風が当たって寒いから、こっちに
休みに(遊びに?)来た、という。そして
さらに、あとからもう1名加わり計3名となり
なにやらにわかに集会場の様相を呈した
夕飯前のひと時、であった。

そういったことでおばあたちはひとしきり
喋ったあと帰っていったのだが、製作した
縄やわらじを見せたり、突然ではあったが
有意義なひと時を送れたように思う。
と同時に、本格的に「方言力」を身に着け
ねばならない、と改めて痛感した次第、
でもあった。方言(言語)がわからないと
こういう場合、孤立してしまうんだな。
それに、相手方の、自分に話すときの
標準語に言い換える煩わしさもどかしさを
軽減、最終的には無くしたいと考えている。
現時点では、方言がすらすらわかるときと、
まったくわからないときとがあり、打率でいえば
まだまだ低い。

これは、超がつく困難な作業だが、人間、やって
やれないことはない、その昔、ドイツだか
どこだかの言語学者が宮古島方言をマスターして
現地の人たちを驚かしたという逸話もあるではないか。
と自分を鼓舞するのである。
たびたび会うおばあに、おまえは
島に住んで何年になる?なんで島の言葉がわからない
のか、いままでいったいなにやってのか~?と再三に
わたり言われ、よしやってやろうじゃないか、
とあるとき一念発起したのだ。

が、なんとも気の遠くなる作業であるなぁ・・・

 

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