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2017-06-04

とある構想

もうこれは言ったもの勝ちだろう、ということで
ここに述べることとする。
すでに述べたかもしれないが、私はゆくゆくは
本を出したいと思っている。
内容は久高島の昔の暮らしについてである。
で、その出来上がった本を、島のお年寄り方に
配って歩くのがささやかな夢であったがこのまま
いけば一冊の本に纏めるにはあと数年かかるだろう。
しかしながら90代の人々相手の数年後、というのは
なんとも不確定要素が強すぎる。

いろいろ考えを巡らせた末、私は小冊子を作ることを
思い立った。出来た絵を順次、6ページか8ページかの
冊子にして久高のお年寄り方に見てもらおうと考えたのだ。
みてもらえるし、なおかつダメだしもしてもらえる。
ダメだしされたところは描き直してゆく。
そんなやりとりを経て最終的に本ができればよい、と
考えをひっくり返したのである。

こういったことを私は、あえて構想段階で、不特定多数の方々が
目を通しているこの場において述べることにした。

この時点で私は退路を断ったということになる。

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