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2017-05-10

くだかじまのおいしいものがたりえ

もうだいぶと日にちが迫っているがお知らせ
をしなければならない。

来るべき5/14(日)より展示会を行います。
展示会といっても大々的にというものではなく、
特にフライヤーを作るでもなく(というか作る間が
ない)、かといって決して力を抜いているわけでもなく、
那覇市は浮島通りにあるオーガニックでベジタリアンな
浮島ガーデンにて作品を展示致します。
展示期間は5/14~5/31、時間は営業時間に準じます。
場所や営業時間は下記にてご確認をお願いします。

http://ukishima-garden.com/okinawa/

毎年開催される浮島ガーデン主催の「まーさん映画祭」を前後
しての展示ということで、テーマは食に関することに絞っている。
もうすこし詳しくのべれば、前回桜坂劇場で行った展示会を
島の昔の暮らしをテーマに行ったのだが、今回はその続きで、
食べることに関するものでかつ動物(豚やヤギ等)を殺めない分野
においての「食」について、描けたぶんだけ展示する、といった
内容なのである。

描けた分だけ展示、というのは、お年寄りがたに聞いて、作って、
実際に味見してもらって合格をもらったものに関してしか絵にしない
ので、そういう意味において描けた分だけ、ということになる。
作品点数はそういったもの合わせて10数点がやっとだ。
何故合格したものしか描かないかというと、こと食に関しては
解ったものしか描けないからである。じゃあ豚やヤギをつぶす絵を
描くためには実際にそれをやってから取り掛かるのかと問われれば
法律が許すのであれば迷わずにその過程を踏むだろう。実際には
食肉工場などで見学等を考えているが。それに猫や犬をつぶしたり
はできないし、ウミガメの卵を掘り起こして食べることはできない。
猫や犬うんぬんはさすがに絵にできないと考えている。
いずれにしろ食は文化であり食べることは命を喰らう、いや言葉が
乱暴だ、「いただく」ということである、と私は常々思っている。
そして、食べるに至るまでの、動物にしろ植物にしろ、生まれて、
あるいは芽生えて、成長し、それを食す、その全行程を体感をもって
知ること乃至知らしめることが「食育」である、と私は考えている。

つまるとこと「知る」ということはそういうことなのだと思う。
聞いて、はいわかったはわかった内に入らない。実際にやってみて
試行錯誤しながら到達して知りえたものが本当の知識であってそれは
智慧であって、それが本当の意味での「情報」というものである。

話が逸れてしまった。と、いうわけで制作期間の殆どを芋を茹でたり
練ったりしていたので、作品数は少ない。

食事がてら展示品を観て、話のタネにでもしてもらえたら幸いである。

 

 

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