2016-03-25
可能性は薄いですが・・・
本日は所用で本島に出てきました。
桜坂劇場にてフライヤーについての
打ち合わせ後、時間ができたので
思い立って県立博物館に行ってきました。
以前からその道具がここに収蔵されているのは
把握していたのですが、急遽、見に、というか
描き写しに赴いたのです。
それはイララ(イナナ)といって、もちきびの穂を
摘み取るための道具で民具の本を開けば出て
くるのですが、波照間島で使われていたようです。
博物館の表示にもやはり「1969年、波照間島
より収蔵」とありました。
往時は日常的に使用していたであろうそれは、
いまでは県立の博物館の、しかもガラスケース
の中に展示されており、そんなわけでまあ
ガラス越しに、大体の寸法や作りを観察、
描き写してきたのであります。
なぜこんなことをしているのかというと、
久高島でも昔はもちきび(しまではチミと言っていた。)が
作られていたとのこと、可能性は薄いですが久高でも
もしやこの道具が使われていたのではないか??
という確認をしたいのです。
これが使われたか普通の鎌だったのかで絵が変わって
きますので。
夕方帰ってくると、島の方に突然呼ばれたので行ってみると
セメントを2体いただいたので、思わぬところで漆喰シーサー
の材料が手に入りました。ありがたいです。
と、いいますか僕は時々シーサー作りもしています。
漆喰シーサーは竹富島にある老舗、高那旅館の運営する
「たかにゃ」というお土産屋さんで扱っていただいております。
こちらもぜひ、宜しくお願い致します。
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