2023-03-19
季節のはざま(手記のようなもの)
季節のはざま(手記のようなもの)
緑の中から、ウグイスの歌声が聞こえてくる。
ひんやりとした空気と同居しながらもまばゆい
光は世界を照らし、草木も新しい手を伸ばす。
雨の降り方が変わった。雲の姿も変わった。
猫が布団に潜り込まなくなった。
干潮はいまだ夜の方が潮が引くがしかし、
春が訪れたと感じざるをえない。
ようやく、でもあり、ついに、でもある。
私にとっては後者でしかない。
文化、という多義的な、概念とも現象とも
いえそうな掴みどころのないもの、
長々と定義されることもあれば、環境のなかで
人為的につくられたもの、と単純明解に定義
されることもあり、おそらくそれを眺める
立ち位置によって、様々、変わってくるのだろう、
それについてずいぶんと考えている。
つまり、文化とはなんぞや、ということをである。
ページの構成、という作業にもようやく入って
いるのだが、アタマでは構成ができて
いても手が追いついていない。
ここを乗り切れば、息の一つもつける。
集中力は過去最高レベルではないだろうか、
最高、というよりは異質といった表現が
正しいのかもしれない。ともかく
自分の事ながら少々おののいている。
いかんせん手が。10倍速で動いてくれたら
まことによいのだが。