2025-08-28
イラブーは肺呼吸なので息継ぎをします

イラブーは肺呼吸なので息継ぎをします
書籍出版までのスケジュールに
つきまして、近々告知をする
予定でおります。先日、打ち合わせ
をもちましたが、いざ実現する段階と
なると、不思議と、実感が湧かない。
掲載作品数は数えたら30数点、
これが多いのか少ないのか、
私にはわかりません。
絵本、と勘違いされることも
ありますが、絵が載っている本
なので、間違ってはいないのですが、
どういうジャンルのものなのか
正直私にもわかりません。
新しいながしを打ち立てるぞとの
気概をもってやっているわけでは
ありませんが、なんだかよくわからない
もの、というのは、つまり、
あたらしい、ということなのかも
しれません。
それは結果論でありますが、一方、
チャック・ベリーがかつて
「ロカビリーとブルースを
掛け合わせて、ロックンロール
を創りだしたんだ。
神のもとに、新しいもの
などない」
と言ってニヤリと不敵な笑みを
浮かべた、そんなシーンも
思いだされるのであります。
つまるところ、私としては
新しいことはひとつも、
やっていない、ということです。
無風、ベタ凪が続き、あまりに
暑いので、さすがに海に行って
きました。
写真はそのときのものです。
水中カメラを「風景」モード
にして(マリンモードで水中では
ない空間を撮ると色がおかしく
なってしまう)、イラブーと併走
しながら海面に顔を出すタイミングで
自分も頭とカメラを持つ手を
出して、シャッターを押す。
イラブーもみながら、
進行方向の岩や護岸を
ちらちら見ながら、イラブーが
上に登るタイミングまでは、
マリンモード、上がりそうに
なったら風景モードに切り替え
(フェイントのときもあり)、
逃げないよう適度な距離を
保ちつつ、フィンも手も
バタつかせず、
静かに、静かに。