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2024-11-10

今回はサクサクいけるだろう、おそらく

今回はサクサクいけるだろう、おそらく

ミリ以下の調整から解放され、
次の作品にとりかかるのであります。
要素はすくなく、力強い仕上がりに
なることでしょう。
下線は引き終わっており、つまり
構図は定まっているのでそこに悩む
必要はなく、あとはやるだけである。

ススキの穂がたわわになり、風に揺られて
いました。気候変動著しい世の中ですが、
そのなかにあっても自然のサイクルを
狂わせないでいる、そこに私はなにか
けなげさをみて、心打たれるのであります。

立冬に来る台風は、飢餓をもたらすと
いいます。この地域では秋の到来は
農期のはじまりであるのですが、
気がせいて種まきをするとちょうど
4~5センチばかり伸びたところで、
すべてやられてしまうということです。
だから、立冬過ぎるまで待て、あわてるな
との先人の教え。
その教えも、いつまでも「教え」で
あってもらいたいものです。

また、立冬のころに来る台風を、
じっとぅーれーぷー
と言うそうです。
固有名称を与え、その他の台風と区別して
いるところに、この台風の存在の
なんたるかが現れているように
私は感じます。
いつかこうした、台風をはじめ、梅雨など、
自然現象に対する人々の捉え方、のようなものを
ひとつのテーマとして纏めてみたい考えを
持っていますが、いまは「海とひととのかかわり」に取り組んでおりますので、文字どおり、
そのいつか、がきたらの話です。