2024-03-31
イラブーのこどもを海にはなつ
イラブーのこどもを海にはなつ
おとといくらいから道にさ迷う小さな
イラブーと遭遇するようになり、その時は
首根っこをつかまえて、海にかえすように
しています。どうも定期船の出入り口付近の
イラブーガマと呼ばれる、彼らの産卵場所で
ある岩場と、地上のどこかとは繋がって
いて、何かの拍子にその隙間から出てきて
しまうようです。
なので、自然現象であるといえばそれまでですが
ほっておいても車の下敷きか野良猫のえじきと
なるので、見つけたら、なるべくできるときは
つかまえて、海に投げるようにしています。
おとなしいですが毒があるので、
よいこは真似しないように。
不意にものものしい話を思い出したのですが、
その昔、アメリカで石油ブームが起きて、
有象無象、あまたの山師が一山あてようと
掘削に乗り出したわけですが、ひとり、
全く別の動きをした人物がいました。
彼は化学者を雇い、原油の精製技術(ガソリンなど)を確立した上で、あちこちから山師の掘りあてた原油を買い付けていったわけです。
その人物の名をジョン・ロックフェラーという。
スタンダードオイルの創業者です。
悪魔を例えにだしたようで
あまりにものものしいですが、何を思うかと
いうと、
こぞって人々がその濁流に飛び込んでいくときに、つられて飛び込んじゃいかんと思うのす。そこにはもはや、儲けは多少はあるでしょうが、イノベイティブなものは存在しません。
むろん、私は単なる金儲けのために本を出すわけではありませんが、川岸に立ちながら、川の流れを
眺めて、どう動くか(あるいはいかに動かないか)を見定め、その結果いまがあるのだと思うのです。
お金儲けのためではないですが、やはり儲けは
必要です。なぜならばそれが次の創作の原資と
なるからです。
明日から4月、動きは加速してゆきます。