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2025-11-11

祈りは続く

祈りは続く

さまざま、寄付をいただき、
データ復旧費用の全額を
まかなうことができました。
感謝というかなんというか、
なんとも言語化できず。

そうしたなかで一点、作品を
お渡ししようといったん
ペイスショップから取り下げた
のですが固持され、
売りに出した他の作品も
昨日の今日で取り下げるのも
どうかと思い、そのまま
販売し続けることにしました。
ふさわしい方の元にいって
もらえたら幸いです。

寄付されたかたがたこそ、
ふさわしい、と思ったのですが
どうもそうものでもないようです。

データの復旧率は、これはもう
博奕です。メディアも分解し、
2ヶ月ほどかかるとのことです。

そのなかには絵にするための
資料として撮られたものでかつ
おいそれと撮りなおしも
出来ないものも、入っているであろう
と思われます(データがないので
再び現地に足をはこんだが
それは消えてしまっていた)。

記憶と体感と、痕跡とでどうにか
かたちにできるまでは持ってきましたが
やはりそのデータも復元できるのならば
そうしたいところです。

ただ、望みどおりのものが
復元できるかはなんともいえず
繰り返しになりますが、プロに
任せてあとは祈るしかありません。

さて、朗報がきっと
訪れるだろう、と執筆を続けます。

投稿された作品のテーマは
「明かり」でもあります。
火の明かりは、オレンジ色
なのです。イノー(珊瑚礁)
での実証実験のたまものです。
人間はずいぶんと、火と
いうものから遠ざかって
しまったな、そんなことも
考えたりします。