2023-08-23
原画の追加販売
残暑厳しく、日差しもきついですが
どことなく暑さにも翳りが感じられます。
さて、掘り出した中から2点、原画を
販売いたします。
1つは4〜5年ほど前に描きおろされた
ものです。南城市内各地の伝統行事を
描く仕事をいただいたのですが
その中の1点です。
獅子舞やヌーバレーなど、各地いろいろ
ありましたがここ久高区でのお題目は
なぜか、1978年が最後となったイザイホー
という神事でした。
私自身はずっと避けてきたテーマ
でしたが、これもなにかの役目だろうと
取り組んだ記憶があります。
辻という辻にカメラマンや見物客、
主祭場においては外縁をびっしりと
見物人が取り囲み、脚立らしきもの林立し、
当時のそうした写真を見るたびに、
これは異常事態だなぁとの
思いを抱かざるをえません。
しかしながらそうだったがゆえに、現在
我々がマツリの様子に思いを馳せることが
できるのであって、なんとも複雑な気持ちに
なります。
照明やフラッシュのただ中に展開された
有名なあの場面は、それ以前はどうだったのか
それとなく聞いたことがあるのですが(つまり明かりを
どうしていたか、かがり火でも炊いたのか)、
そもそも夜といってもまだ真に夜にならない時間帯
に行われるものなので、そうしたものはいっさい
使用しないとのことでした。
以前どこかで触れましたが自分はいつか、
自分なりの切り口で、このテーマに
取り組んでみたいと考えています。
もう1つは完全天日塩を作った際の、商品ラベルとして
描いたものです。現在はこの塩は生産していません。
天日というよりかは、月や星の明かりも浴びて、
風をうけて、自然のあらゆる現象がこの塩たらしめて
いるのだなあとの感慨を抱いたのでした。
しぜんしお、と名付けたのはこの体験によるものです。
それぞれ購入ページはこちらからになります↓
https://tokaraya.official.ec/items/77684833
https://tokaraya.official.ec/items/77685159
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旧暦7/7七夕を迎え、墓掃除や仏壇の掃除と、
旧盆に向けてまっしぐらの久高島であります。